前回の続き。
「大型円墳に上るのは初めて」と書いたが、去年5月に埼玉古墳群の丸墓山(日本最大、高さ18.9m)、8月には甲斐の丸山塚(高さ11m)にも行っていた。自分の記憶はあてにならない・・・
山室姫塚古墳は、成田から九十九里海岸まで続く「芝山はにわ道」の近くにあった。
「芝山はにわ道」は入り組んだ下総台地を一直線に進む場所があり、道路が上下にうねっていて、北海道のようで面白い。
通り沿いには「殿塚・姫塚」や芝山はにわ博物館など、見所は多いが、去年こどもの日に行ったので今回は通過。
大堤権現塚古墳も、そのとき訪れたので、朝日ノ岡古墳へ。
http://www.haniwakan.com/kenkyu/boso/matuo.html
八幡神社に向かう。鳥居の形が面白い。
拝殿の後ろに前方後円墳。右が後円部。
房総の魅力500選(昭和58年に県の人口500万人突破を記念して選定したそうだ)
史跡・碑の60番目
http://www.pref.chiba.lg.jp/kkbunka/b-shigen/500sen/index.html
・朝日ノ岡古墳 前方後円墳 6世紀後半 全長70m
後円部から前方部。左手が拝殿。
後円部下から前方部方向(拝殿の反対側)
境内には陪塚もあった。
すぐそばに松尾配水場。配水場と位置がかぶる古墳は多い。
このあと「道を挟んだ反対側」にあるはずの蕪木5号墳を探すが見つけられず。道路に面した藪を探したが、藪の向こうの畑のまた向こうだったようだ。
・山武市歴史民俗資料館
次の古墳群を訪ねる前に、出土物(埴輪)が見られるという山武市歴史民俗資料館へ向かった。
博物館駐車場の案内板には、2つの古墳が写真入りで紹介されていた。
歌人、伊藤左千夫の生家がある。
右手が資料館。母屋の左には茶室もある。
出土物展示は残念ながら見られず。常設展ではないそうだ。
伊藤左千夫関連の展示。野菊の墓の映画ポスターはあった。(館内撮影不可)
続く。