こちらが国史跡・本佐倉城跡の案内所。
城跡も含め見学は無料で、A4の28頁の冊子やマップなど豊富な資料もいただけます。
室内の壁には沢山の解説。
広くはないですが、じっくり見ると小1時間かかってしまうのでは。
床面には、外郭を含めた広範囲の様子が航空写真でわかります。
案内所からスタートして最初の見どころは、少し上ったところにある虎口(こぐち)
二重の門があった場所ですが、北側には目に鮮やかな水田が広がっていました。
振り返った「東山虎口」
上記の左の土塁上にも登れます。
そこから北側のビュー(iphoneの広角で)
思わず深呼吸。とっても気持ちがよかったです。
振り返っての南側。右の茂みの奥が案内所で、この谷津は東山馬場と呼ばれています。
東山虎口から核心部の「城山」へ向かいます。
千葉氏の家紋のある楯が並びますが、当時の楯は地面に置かれるのではなく、背負う係がいて攻撃者と共に動いていたとのこと。
後ろから見た楯の列。中央奥が虎口脇の土塁。
楯のすぐ後ろはⅣ郭で、そこから緩く上ると「倉跡」、左に巻いて「奥ノ山」へと上がっていきます。
が、見学コースは「大堀切」を通って直接に「城山」へ向かいます。
大堀切は城山と奥ノ山と分ける堀切です。
Ⅳ郭虎口から続く通路は、大堀切の手前で左に折れ、高低差2m程のスロープを登ります。登り切った所が平坦面になっていて、木戸跡が見つかっています。
後編へつづく。