墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

画像が出ない場合はPCで、クロームOSでお試しください。

国史跡・本佐倉城跡(前編) 千葉県印旛郡酒々井町本佐倉

こちらが国史跡・本佐倉城跡の案内所。

城跡も含め見学は無料で、A4の28頁の冊子やマップなど豊富な資料もいただけます。

f:id:massneko:20210711104155p:plain

 

室内の壁には沢山の解説。

f:id:massneko:20210711104223p:plain

 

広くはないですが、じっくり見ると小1時間かかってしまうのでは。

f:id:massneko:20210711104249p:plain

 

床面には、外郭を含めた広範囲の様子が航空写真でわかります。

f:id:massneko:20210711104310p:plain

 

案内所からスタートして最初の見どころは、少し上ったところにある虎口(こぐち)

f:id:massneko:20210711102612p:plain

 

二重の門があった場所ですが、北側には目に鮮やかな水田が広がっていました。

f:id:massneko:20210711102733p:plain

 

振り返った「東山虎口」

f:id:massneko:20210711102805p:plain

 

上記の左の土塁上にも登れます。

f:id:massneko:20210711102840p:plain

 

そこから北側のビュー(iphoneの広角で)

f:id:massneko:20210711103117p:plain

思わず深呼吸。とっても気持ちがよかったです。 

 

振り返っての南側。右の茂みの奥が案内所で、この谷津は東山馬場と呼ばれています。

f:id:massneko:20210711103234p:plain

 

東山虎口から核心部の「城山」へ向かいます。

f:id:massneko:20210711102652p:plain
千葉氏の家紋のある楯が並びますが、当時の楯は地面に置かれるのではなく、背負う係がいて攻撃者と共に動いていたとのこと。

 

後ろから見た楯の列。中央奥が虎口脇の土塁。

f:id:massneko:20210711104056p:plain

 

楯のすぐ後ろはⅣ郭で、そこから緩く上ると「倉跡」、左に巻いて「奥ノ山」へと上がっていきます。

f:id:massneko:20210711103335p:plain

 

が、見学コースは「大堀切」を通って直接に「城山」へ向かいます。

f:id:massneko:20210711103350p:plain

f:id:massneko:20210711103406p:plain

大堀切は城山と奥ノ山と分ける堀切です。
Ⅳ郭虎口から続く通路は、大堀切の手前で左に折れ、高低差2m程のスロープを登ります。登り切った所が平坦面になっていて、木戸跡が見つかっています。

後編へつづく。