墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

ヨドコウ迎賓館・前編 兵庫県芦屋市山手町

前回のつづきの、墳行旅三日目の朝。

当初は大阪府の古墳を巡ろうと思っていたが、この日の11月23日だけ、一年に一回だけ公開される古墳が徳島県にあると知って、新大阪駅で車を借りて長距離ドライブをした。

公開時間が13時からになるので、途中で芦屋のフランク・ロイド・ライド建築、ヨドコウ迎賓館(旧山村家別邸)に立ち寄った。

 

阪神高速を降りて、芦屋川沿いを上流に登ると丘陵先端部にその建物はあった。

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駐車場からズームすると屋上に人が。

この位置から見ると小さいが、丘陵の頂部の地形をなぞるように奥に長く伸びている。

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駐車場から公道を登る。

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左手に入口が。

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裾部を石垣で補強した丘の上に建物が。

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石垣の先に玄関があります。

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大谷石に独特な装飾パターンが刻まれた柱や軒が。

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直方体の煙突が聳えます。

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振り返った側の奥にも煙突が。

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幅広の車寄せ。

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奥の緑は絵のようでした。

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芦屋川の先は、高級住宅街。

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玄関を背にした眺め。

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ここも絵のようでした。 

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薄く光る大阪湾。奥には紀伊半島の山々。

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上を見上げて。屋根ではなく、パーゴラになっています。

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このあたりは葉山の加地邸の雰囲気を感じました。

 

中南米の古代建築のような意匠の柱。

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振り返った玄関(左奥)、正面の石は水盤になっていました。

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幅の狭いドアから入ります。

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入館料一般500円を納めて中へ。ちなみに開館日は水・土・日曜日と祝日のみ。


ヨドコウ迎賓館はライトが旧帝国ホテル設計のために来日していた時に山邑家(灘の酒造家8代目 山邑太左衛門)の別邸として設計され、ライト帰国後に弟子の遠藤新(えんどうあらた)や南信(みなみまこと)らが引き継いで大正13年(1924)に竣工した。
昭和22年(1947)に株式会社淀川製鋼所が社長邸として購入し、平成元年(1989)から「ヨドコウ迎賓館」として一般公開されている。

ライトが手掛けた住宅建築で、当初の姿をほぼ完全に残しているものは日本ではこのヨドコウ迎賓館のみで昭和49年(1974)、ライト建築の創建当初の姿を残す文化遺産として、鉄筋コンクリート造の建物としては初めて重要文化財の指定を受けたとのこと。

当館について – ヨドコウ迎賓館

 

いただいたパンフから平面図。

4階まであるが地形の高低差をなぞるので、それぞれで2階建てとなる。

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玄関を南側にあがると応接室。

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中央のテーブルと椅子は部屋の雰囲気にマッチしていたが、これはヨドコウさんのオリジナルだそう。

 

壁上方には明かり取りの小窓が並ぶ。つくりつけの棚は洋風違い棚か。

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大きな窓と大きなソファ。

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柱の意匠が際立ちます。

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ソファの後ろの眺め。

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暖炉の大きな石は、石室の奥壁のよう。

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反対側の大窓も、絵画のようでした。

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一段上がって3階へ。右にみえる階段を上がると…

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このような和室に。

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和室から見た廊下側。窓にある連続意匠のモチーフは「葉」とのことですが、さまざまな場所で効果的に配されていました。

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和室の欄間にも。和室は3室続きです。

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奥(北側)の部屋の床の間。

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南側の部屋の床の間。

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その背面の窓(立った位置から)

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和室のさらに南側の階段室。

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ソファのある空間。

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ここに建物の模型が置かれていました。

中央の連続窓は和室に沿った廊下の窓です。

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南東側から見ると船のよう。

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つづく。