墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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「森村泰昌 エゴオブスクラ 東京2020 さまよえるニッポンの私」展 @原美術館・品川

2020年12月末に建物老朽化により閉館する原美術館へ、最後から4つ目の企画展を見に行った。

 

門前を改めて見ると敷石も作品(by 平塚健一)だった。

https://www.kenrock.com/

 

常緑の緑。

 

冬の日差しが壁に。

 

とてもモダンなエントランス。

元の個人邸宅・原邦造邸は、渡辺仁の設計により1938年に竣工した。

小さな白いタイルが外壁を覆う。

 

ガラスと鉄格子の玄関。

 

玄関側から見ると細い大理石柱。

 

外側から車寄せを。

 

下記のサイトに竣工当時の写真があるが、樹々の変化がダイナミック。

https://bijutsutecho.com/magazine/insight/19057

 

1月25日より森村泰昌展が開催されている。

 

あたたかな光が差し込む最初の展示室。

 

2階吹き抜けで、”室内ベランダ”もある。

 

最初の展示。 

 

続く部屋には大作3点と、その構成物。

 

「美の巨人たち」でも放送された「フォリー=ベルジェールのバー」に基づく作品。

https://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/?trgt=20191012

 

隣のケースに、そのとき使った両腕が。

 

窓の外には、前回展の加藤泉の作品が残っていた。

 

庭をめでるための空間。

 

2階へ続く階段。2階は撮影禁止。 

作品点数は多くはないですが、作家が生涯かけて訴えようとしていることに、心を揺さぶられました。

 

映像作品「エゴオブスクラ」(上映時間50分)は必見。

http://www.haramuseum.or.jp/jp/hara/exhibition/842/

4月12日まで開催。一般1100円。

 

一階廊下のナムジュンパイク作品は、隣の窓に呼応しているようだった。

 

おまけ。

品川へ行くに際して山手線に乗ったが、田町から南の新しい線路を先頭から撮ってみた。

 

京浜東北線の北行きの高架が、山手線2本を跨ぐ。

 

高架が降りてくると高輪ゲートウェイ駅。3月14日の開業に向けて工事の真っ最中。

 

ホームは山手線用(右)と、京浜東北線用(左)になる。

 

品川駅と同様に、同じホームで同じ方向への乗り換えはできない。

 

ホーム上の明かりが一直線。

 

長いエスカレータがあった。

 

駅名看板があったかどうかはわからずに通過。

 

その先はすぐに品川駅。ホームの端と端は500mほどしかないようだ。

日暮里ー西日暮里間(約500m)の短さを「下回る」のか?