前回のつづき。
永青文庫を見学したあと、お隣の野間記念館を訪ねた。
目白通りにある正門。
その隣は椿山荘で向かいには東京カテドラル聖マリア大聖堂がある。鳩山会館(2月末まで臨時休館中)も近く、建物・美術ファンには見どころが集中する界隈。
(台地の縁で、いい「気」が漂っているように感じます。何の根拠もありませんが密かに、昔は古墳があったにちがいないと思っています)
以下は公式サイト、講談社 野間記念館|講談社 野間記念館についてから。
講談社野間記念館は、 講談社創業90周年事業の一環として 2000年4月に設立されました。 展示品は、講談社の創業者・野間清治が、 大正期から昭和初期にかけて収集した美術品を主体とする「野間コレクション」。 明治から平成にわたり蓄積されてきた 貴重な文化遺産ともいえる「出版文化資料」。 さらに、講談社とゆかりの深い画家、 村上豊画伯の画業が見てとれる「村上豊作品群」の3つに大別されます。 これらユニークなコレクションから、 珠玉の作品をご覧いただけます。 閑静な目白の杜に囲まれた弊館で、 ゆったりとした時をお楽しみください。
庭をぐるりと回るアプローチとなる。正面は藤棚。
角には枝垂桜。
滝のような枝ぶり。
公式サイトには開花時の写真がある。来月また来たい。
桜の木の向かいに入口がある。
3月9日まで「近代日本の花鳥画」展を開催中。一般500円。
大正~昭和初期に、日本画家に直接依頼して描かせた「色紙」群が特に見事だった。
速水御舟による梅も瑞々しく、生命も写されているような雰囲気があった。
記念館にテラスのある休憩室がある。
その正面にも枝垂桜。
ツツジの時期もよさそう。
教会の塔も見えた。
つづく。