前回のつづき。
ギャラリーを見た後、すぐ隣に見えた円形広場へ行ってみた。
円形の周囲には石垣に使うような石が。
石室入口のような開口部は、なんと80mのトンネルだった。
途中に井戸のようなものが見える。
入ってすぐで振り返って。
”井戸”にはガラスの欠片が敷き詰められていた。
その上部は開口している。
振り返ってズームすると三角の岩。
この隧道は春分・秋分の日の朝日が一直線に差込み、その先の三角岩に光が当たる設計になっているとのことだった。
海側の開口部。縄で縛られた石が結界になっている。
その先の風景。
ズームで。
振り返って。肉眼で三角岩は見えていたが明暗の差がありすぎて写真に収めるのは難しかった。
横の扉から外に出られる。上部への石段があった。
フランスの19世紀の旧家にあった石段だそう。
開口部の正面にはたわわに実ったみかん。
外へ出て振り返ると隧道の開口部は中空にあった。
石段を上がると野外劇場のような場所。古代ローマ円形劇場(イタリアのフェレント古代ローマ円形劇場遺跡)を実測した写しになっている。
海側に「光学硝子舞台」がしつらえられていた。(ガラスの舞台自体が作品で、上がることはできない)
舞台の脇にさきほどの隧道の上部。
柵などはないので注意深く。
この日は天気に恵まれた。
斜面下の遊歩道から見上げた舞台。
錆びの色がきれいだった。
つづく。
アイルランドにある5千年前の史跡、ニューグレンジを訪ねた時と近い体験ができた。