前回のつづき。
ノウスからビジターセンターに戻ったのが13:45位。カフェテリアの行列に並び5分で昼食を食べて14:15発のバスに乗った。
緩やかな丘の上に建つニューグレンジ。
生垣に囲まれていて周囲の道からはほとんど見えない。
斜面にあった小さなストーンサークル。
墳丘を見守るような大木。
切り立つように復元された石壁。
ところどころに丸石が埋められ、ボルダリングの壁のよう。
羨道への入口。
正面に置かれた石には、激しい渦巻き模様があった。
下の写真の上の穴が、冬至の日の朝日を取り入れる窓(ルーフボックス)になっている。
天井の低い羨道(18m)をかがみながら進むと、6mくらいの高さがある石室に着く。正面と左右に凹みがあり、十字形のプランになっている。
石室の屋根は見事な持送りアーチで「石室派」の方は必見では。
5000年間、防水性も保ったままだったそうだ。
残念ながら内部は写真不可だったが、下記のサイトで見ることができる。
New Grange Passage and Chamber - Boyne Vally Ireland
2班に分かれて中でガイドの説明を聞くが、一旦電気を消して、その後に冬至の朝日を再現するという演出があって面白かった。
こちらの墳丘を囲む巨石は97個ある。下の写真の石には斜め格子模様が刻まれていた。
石を見ながら周囲を歩く。
堪能させていただきました。
ツアー参加者は、出発時間で色分けされたシールを胸に貼る。下のボードでそれを回収する仕組みになっていた。