墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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JR東日本大井町社宅(旧国鉄広町アパート)の巨大な廃虚

大井町駅から東急大井町線に乗ると、発車してすぐ右側の車窓にその威容(異様?)が現れる。

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1棟で12階建て×10世帯の120世帯、全6棟で720世帯なので2000人程が暮らしていた場所。

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同じ規格で120戸が並ぶ姿は貴重なのではないか。今はがら空きだが、大井町線から見えた窓明かりは壮観だったはず。

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建物1階は仮囲いが巡っているので、取り壊しは時間の問題だろう。

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ネットで検索してもなかなか情報がない。下記の建通新聞2015年1月16日の記事の品川区長インタビューによればまだ開発の方向性も決まっていないようだ。

▽大井町地区―大井町駅から区役所の中間にあるJR東日本の広町社宅が、建物の耐震性能の問題から社員が退去し、その後手付かずの状態。防犯・防災・地域振興対策の観点から早期の対応が必要となっている。土地の有効活用に向けた協議をJR東日本と行い、開発などの方向性を早期に見いだす。


 

耐震性の問題だったらしいが、なぜ今なのか、なぜ手付かずなのか、どうなるのか、など謎が多い雰囲気。

壊される前に、大井町のサンピア通り(雰囲気が昔風のいい店が多いです)の散策とセットで訪ねてみてはいかがでしょうか。

 

大井町の飲み屋さんは、こちらの方のブログがとても詳しいです。