墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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甲斐駒ケ岳登山① 2014年8月 @南アルプス

前回のつづき。

4時前に起床。朝飯は昨夜のごはんの残りとKさんレシピのラーメン(汁物で食べやすく体が暖まるのと、炭水化物・塩分が補給できるので、山の朝飯として優れものだと思います)

5時前に登山開始。

渓流に沿って仙水小屋まで30分くらい。小屋を過ぎたあたりは樹林帯の中の平坦な「散歩道」で非常に気持ちがよかった。

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そして、直径1mくらいの岩が見渡す限り斜面にへばりつく場所に出る。

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何故こんな形になっているのか不思議。登山用語では「ゴーロ」と言って、転じた「五郎」は黒部五郎岳や野口五郎岳(こちらが先)の山名になっている。

仙水峠まで30分くらい、斜面の下の岩の頭を踏んで進む。地震が来ないことを切に祈りながら通過。

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石楠花が咲いていた。

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見事な苔が張り付いた岩もあった。

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6時頃に仙水峠(2264m)着。早川尾根からの登山道との合流地点。

目の前が急に開ける。

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上写真の右側のアップ。方向的には大菩薩嶺の方か。

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そして右側には、ぴょこんと地蔵岳のオベリスク。

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そして左にはこれから登る甲斐駒ケ岳が迫ってくる(左側:2967mであと700m。右は摩利支天)

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仙水峠からは急登になる。尾根上の樹林帯を50分程ひたすら行くと開けた場所に出て、昨日登った仙丈ケ岳の雄大な姿が望めた。

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その左側に目をやると、南アルプスの山々が連なる。

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上の写真のアップ。正面が塩見岳。北岳は左で雲をかぶっている。

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東側は、雲の窓。7時前だったが、かなり上がっていた。

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さらに尾根伝いに登って行くと中央アルプスも見えてきた。

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7:30に駒津峰2740mに到着。

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北側の展望も開けてきた。

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上の写真の左側のアップ。奥に浮かぶ御岳山。

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そしてその右に視線を移すと、北アルプスの峰々が!

正面の穂高の山々の右に槍ヶ岳のとんがり、を撮ったはずが雲の先がかかってしまっていた。

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東側はモクモク状態。雲がダイナミックに動く。

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左がさきほどの摩利支天。

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そして、ここから先、花崗岩の山塊にとりつく。

つづく。