墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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遊びの流儀・遊楽図の系譜展 @サントリー美術館

8月18日(日)までの展覧会で終了間際ですが、素晴らしい内容でしたので。

 

展示替えの規模が大きかったので、開催後すぐと松浦屏風(国宝・大和文華館蔵)が展示されている後期の2回訪ねました。

大半は江戸時代・17世紀の作品で、公式サイトにあるとおり「近世初期の遊楽図における屈指の名品の数々が一堂に集まり、暮らしと遊びのかかわりを探るかつてない機会」となっています。

見ていると、描かれている人々が「楽しんでいる」様子がこちらにも伝わって来て、よい気分に満たされました。

トランプのようなカルタや、バックギャモンのような双六、ホッケーのような打毬具など遊びの道具も展示され興味深かったです。

https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2019_3/display.html

 

今回は図録も買ってしまいました。

 

カバーがおしゃれ。

 

松浦屏風は一双の屏風の両側に、8~10人ずつの女性や禿(かむろ)が、ほぼ等身大(?)で描かれていますが、着物が実に美しかったです。

屏風の天地は155.6㎝。幅は各361.6cmですが曲折して自立させるので、すべて平面にした図録では少し間延びした感じになります。

 

必見の展覧会だと思います。

一般1300円。