9月9日までと会期末が迫っている「平塚運一」展へ行った。
入り口脇のポスター。
明治に生まれて平成に102歳で亡くなるまで、大正初期から80年に渡って木版画を作りつづけた平塚運一(うんいち:1895~1997)の大回顧展。出展作品数は300点!
実は平塚運一にの作品は、以前に都美で見た下記の展覧会で見たはずが、名前を覚えていなかった。
しかし今回は、作品の魅力にすっかり取り込まれ、忘れられない名前になった。
旅の景色や震災後の東京の様子、67歳から30年間移り住んだアメリカの風景などが、多色摺りでも黒白の場合でも、叙情豊かに描かれている。
6cm四方ほどの小さな作品もあれば長辺80cmほどの大きなものまで、繊細な線から大胆な色面までさまざまな技法で彫られ(摺られ)ていて、300点という数を「多い」とは感じなかった。
ひとつだけ残念だったのは、かばさんも書かれているとおり、ミュージアムショップに本展に関する絵葉書の類が無く、図録のみだったこと。
http://kabakabaryokounikki.hatenadiary.com/entry/2018/07/22/000000
一般1200円(ぐるっとパスで入場可)、とてもおすすめの展覧会だと思います。
http://www.ccma-net.jp/exhibition_01.html
この日の”さや堂”は、夏祭り親子イベントで大賑わい。
天気がよかったので、千葉城(千葉市郷土博物館)まで歩いてみた(徒歩7分)
この地に中世に山城はあったが、このような天守閣が建っていたことはなかった。
このあたりを訪ねるのは6年ぶり。
入館無料の館内には、千葉氏関連の展示が充実。
上の階には昭和の生活コーナーも。
最上階からは遠くまで見渡せるが、目線の上まである金網が残念!
美術館からお城へ向かう途中のパン屋に人だかりがあったので思わず並んでしまった。
食パン専門店の「乃が美」で、二斤分のサイズで832円。とても美味しかった。