墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

画像が出ない場合はPCで、クロームOSでお試しください。

日本の素朴絵展 @三井記念館・日本橋

こちらの美術展も大変面白かったです。

 
本展では、埴輪や釈迦誕生仏、絵因果経からの絵巻や社寺縁起絵、大津絵や十王図、白隠や仙厓らの禅画、そして円空や木喰の木彫まで、多様な時代とジャンルから、ゆるくて可愛らしく、そして味わい深い表現の作品が集められていました。

現代で「ゆるカワ」と呼ばれる表現の流れは、古代にまで遡れるものであり、埴輪によくみられる表現も、それが好まれ、その表現が選ばれた背景があったのだろうと実感できました。

http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/

 

個別の作品では室町時代の無名絵師による、つきしま絵巻(写真の入口看板左の絵)や絵入本かるかや等が非常に可愛らしく、ほのぼのとした気分になりました。

おすすめの展覧会だと思います。

 

9月1日まで。一般1300円(ぐるっとパスで”入場”できます)

 

 展覧会を監修された矢島新氏による新書も買ってしまいました。

ゆるカワ日本美術史<ヴィジュアル版> (祥伝社新書)

ゆるカワ日本美術史<ヴィジュアル版> (祥伝社新書)