墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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天神塚古墳 山梨県山梨市岩下

前回のつづき。

この日2ヶ所目の古墳は、牧洞寺古墳から北東に200mほど、丘を30m下った川沿いにある天神塚古墳へ。

 

かみはしを渡って墳頂の社殿へ。

 

参道の左側に石室開口部が出現した。

 

回り込んでいくと標柱もあった。

 

こちらも裏側にデータを記載するタイプ。

標高300m
墳丘:形態・円墳、直径20m、高さ5m
石室:形態・無袖型横穴式石室、全長9.16m、高さ2.9m、幅2.24m、主軸・N-23度-E

 

入口の現状は、かがんで入れる高さになっていた。

 

真上には満開の桜。

 

こちらの石室も全長9m以上の立派なもの。

 

滲みだした水が縦縞模様になっていた。

 

側壁にも巨石が嵌め込まれている。

 

奥癖を背にして入口方向の上部。

 

開口部近くから外側の眺め。

 

参道側から開口部。

 

ここからも富士山が望めた(右端)

 

開口部の真上から。

 

墳頂の神社に参拝した。

 

拝殿前から振り返って。

 

社殿の後方の北側には、葡萄棚や桃畑、ビニールハウスが並んでいた。

 つづく。

牧洞寺古墳 山梨県山梨市岩下

4月12日に甲府盆地の古墳を夫婦で訪ねた。

桜の時期に訪ねたいと思っていた岡銚子塚古墳をメインに、昇寛さんのサイトで”百名墳・百名穴”と紹介されているものを数ヶ所、塩山駅前で軽自動車を借りて盆地の縁を反時計回りに巡った。

 

初めに向かったのは車で20分ほど南西に行った牧洞寺(ぼくとうじ)古墳。

 

スマホナビに従って桃畑の斜面を上がっていくと案内表示があった。

 

矢印の方向へ進むと可愛らしい土盛りが。

 

回り込んでいくと石室入口があった。

 

標柱の裏側にデータが記されている。

標高320m

墳丘:形態・円墳、直径16m、高さ・前底部~墳頂3m(山側2m 裾側5m)

石室:形態・無袖型横穴式石室、石室全長・10.55m、奥壁・高さ1.85m 幅1.82m、石室主軸・Nー45度ーW

築造時期:6世紀末から7世紀初頭

 

南東側に向かって開口。

 

大きな開口部。

 

全長10mを超える見事な石室。左下や床面はコンクリで補強され、見学しやすいように整備されていた。

 

巨大な天井石が並ぶ。 

 

立ちはだかる奥壁。

 

フラッシュで。

 

奥壁から開口部。

 

ズームで。先は葡萄畑か。

 

フラッシュで天井部。

 

岩肌は濡れていた。

 

一旦外へ出て、背面から墳丘に上がらせていただいた。

 

墳丘上から開口部の先の眺め。右には雪をかぶった富士山。

 

富士山をズーム。

 

東側をパノラマで。中央左は牧洞寺本堂の屋根。その左上に墳頂に社を載せた天神塚古墳が見える。

 

足元の墳頂も入れて。

 

満開の桜は牧洞寺の墓地にあった。

 

その桜の近くへ行くと絨毯のようになっていた。

 

滝のようだった。

 

斜面に沿って流れ落ちるよう。

 

そこからの富士山。

 

目一杯のズームで。

一箇所目から素晴らしかったので舞い上がってしまった。