4月12日に甲府盆地の古墳を夫婦で訪ねた。
桜の時期に訪ねたいと思っていた岡銚子塚古墳をメインに、昇寛さんのサイトで”百名墳・百名穴”と紹介されているものを数ヶ所、塩山駅前で軽自動車を借りて盆地の縁を反時計回りに巡った。
初めに向かったのは車で20分ほど南西に行った牧洞寺(ぼくとうじ)古墳。
スマホナビに従って桃畑の斜面を上がっていくと案内表示があった。
矢印の方向へ進むと可愛らしい土盛りが。
回り込んでいくと石室入口があった。
標柱の裏側にデータが記されている。
標高320m
墳丘:形態・円墳、直径16m、高さ・前底部~墳頂3m(山側2m 裾側5m)
石室:形態・無袖型横穴式石室、石室全長・10.55m、奥壁・高さ1.85m 幅1.82m、石室主軸・Nー45度ーW
築造時期:6世紀末から7世紀初頭
南東側に向かって開口。
大きな開口部。
全長10mを超える見事な石室。左下や床面はコンクリで補強され、見学しやすいように整備されていた。
巨大な天井石が並ぶ。
立ちはだかる奥壁。
フラッシュで。
奥壁から開口部。
ズームで。先は葡萄畑か。
フラッシュで天井部。
岩肌は濡れていた。
一旦外へ出て、背面から墳丘に上がらせていただいた。
墳丘上から開口部の先の眺め。右には雪をかぶった富士山。
富士山をズーム。
東側をパノラマで。中央左は牧洞寺本堂の屋根。その左上に墳頂に社を載せた天神塚古墳が見える。
足元の墳頂も入れて。
満開の桜は牧洞寺の墓地にあった。
その桜の近くへ行くと絨毯のようになっていた。
滝のようだった。
斜面に沿って流れ落ちるよう。
そこからの富士山。
目一杯のズームで。
一箇所目から素晴らしかったので舞い上がってしまった。