前回のつづき。
山王塚古墳から入間川街道を辿って南大塚駅に戻る途中で、スマホの地図に気になる線路跡を見つけた。
行ってみると”いい感じ”に線路が残っていた。
入間川街道では、お団子屋さん(丸和だんご川野屋)のお隣。
こちらば南側、南大塚駅への方向。
西武安比奈(あひな)線 - Wikipediaによれば、南大塚駅から入間川沿いの安比奈駅へ至る全長3.2kmの貨物線で、入間川の砂利運搬のために1925年(大正15年)に開業したが砂利の需要減や採取規制強化により1963年以降、「休止」のまま半世紀が過ぎていた。
それが、つい最近の2016年2月10日、西武鉄道が「路線廃止」を正式決定し、関連して126億円もの減損を計上したそうだ。
2016年11月末に「廃止」予定となっている。
南大塚駅へこの線路に沿って歩いた。
国道16号と交差する地点にも架線柱が残っている。
1980年代には車両基地の計画されたが頓挫、そのまま野ざらしになっていた。
上記の日経記事で西武HDは路線敷地の活用について「自治体に説明、相談していく」とコメントされているが、鉄道遺産として活用できればと思う。
南大塚駅手前のカーブ。
振り返って南大塚駅。
あとで検索したら、多くのブログで紹介されていて「廃線巡りの登竜門」的存在であることを知った。入間川街道から先にも線路跡が続いている。
こちらの方々のブログに魅惑的な写真があった。