墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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舞子海上プロムナード 兵庫県神戸市垂水区東舞子町

五色塚古墳見学後、墳丘の遠望を見たくなって明石海峡大橋の方へ向かってみた。

 

前方部脇に道に入るとすぐ先に下り階段。

 

底には小川に架かる橋が。川の下流側は山陽電鉄の擁壁で、このあたりは四方から窪む一級スリバチ地形になっていた。

 

振り返っての東側。

 

西側にも上る階段。

 

 

山陽電鉄の踏切を渡り、JRの下をくぐり、国道2号線を越えると海浜の舞子公園。

 

人工の、素敵な砂浜がある。

 

東側の様子。

 

残念ながら五色塚古墳は、マンション群の陰で見えず。

 

明石海峡大橋の雄姿。

 

公園には旧武藤山治邸。明治40年築の洋館で、近くから移築されている。

時間の都合で外観のみを。

施主は鐘紡の中興の祖だそう。

https://hyogo-maikopark.jp/facility/f03/#ad-image-0

 

左手に大橋を見ながら。

 

芝生広場はステージや屋台で大賑わいだった。

 

広場の脇にも気になる洋館が。ここも時間の都合で外観のみで。

孫文記念館(移情閣)

中国人実業家・呉錦堂の別荘が前身で、大正4年(1915)に八角三層の楼閣が増築されたそうだ。

http://sonbun.or.jp/jp/index.php?option=com_content&task=view&id=14&Itemid=31

 

広場を横切って橋の下へ。そこに「舞子海上プロムナード」の入口が。

入館料大人300円。

 

エレベータで橋の下部、地上47mに上がると展望施設があった。外気に触れる回廊もある。

 

回廊から見た先程の広場。

 

孫文記念館がよく見えた。

 

足元がガラス面の箇所も(丸木橋を渡っている写真が撮れる) 

 

五色塚古墳がある方向を。

 

ズームで。

現地では墳丘は見えなかったと肩を落としたが後でよく確認すると、正面の白いホテルの右側に後円部が写っていました!

 

西側の眺め。 

 

ズームすると小豆島も。

 

帰路は山陽電鉄の舞子公園駅から、2駅乗って山陽垂水駅へ。

 

JRに乗り換えて、垂水駅ホームの西端から。

 

少し高い位置にある山陽電鉄カーブの右側が五色塚古墳だが、丘は確認はできなかった。

 

2019年11月訪問

小壺古墳 兵庫県神戸市垂水区五色山

前回の五色塚古墳・後円部斜面から見た小壺古墳(左)

 

芝がきれいに貼られた墳丘。墳頂の後ろは明石海峡大橋の塔。

五色塚古墳とともに、国史跡に指定されている。

 

道路脇にあるので間近で観察できるが、柵の中へは入れない。

散髪直後のような清々しさ。

 

小壺古墳の説明板。直径が70mもある円墳だった。

史跡 小壺古墳
小壺古墳は直径70m、高さ約8.5mの円墳で、古墳の裾と濠の大部分は周りの道路敷までひろがっています。
墳丘は2段に築かれており、墳頂部と中段の平坦面には、五色塚古墳と同形の鰭付円筒埴輪がめぐらされていました。家形埴輪も数個分発見されています。斜面に葺石はありませんでした。
小壺古墳が造られた時期は、埴輪の形などからみて五色塚古墳と同じ、4世紀後半ごろと推定されます。
整備にあたっては、墳丘斜面に平坦面をつくらず、斜面全体に芝張りを行いました。
神戸市教育委員会

 

小壺古墳の裾から見た五色塚古墳(の後円部と前方部の一部) 

 

2019年11月訪問