墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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2019年 東北縄文の旅・往路

6月下旬の土日を含めた4日間、 JR東日本大人の休日倶楽部パスを利用して、岩手・青森・秋田・福島の縄文遺跡や古墳などを訪ねた。

大人の休日倶楽部パスは利用期間が限定されるが、JR東日本全線が新幹線も含めて乗り放題(座席指定6回まで)で、一人15、000円と大変お得(ただし50歳以上)

昨年12月に初めて利用して「お得さ」を実感した。

 

東京駅6:00発の「はやぶさ45号」

2号車に乗ったので、一応最後尾を。 

 

その先は行き止まり。

 

8:49に二戸着。駅は橋上部も含めて大屋根で覆われていた。

 

上から見る新幹線。

 

IGRいわて銀河鉄道に乗り換える。旧東北本線で、倶楽部パスで利用可。

跨線橋から北方向。2駅先の金田一温泉までが岩手県。

東京では曇り、仙台では雨が降っていたが、ここは晴れていた。

 

目的地は、南方向の一戸駅。

 

二両編成の盛岡行きに乗る。

 

ロングシートとクロスシートが左右に展開する構成。

 

5分ほどで一戸駅に到着。9時少し前。

 

ここもホームは長かった。

 

階段を下りると壁一杯に御所野遺跡の案内が。

 

駅前にはタクシーも。

 

徒歩だと30分かかるので迷わず利用。

 

5分ほどで遺跡入口に到着。930円だが430円の補助があった。運転手さんから補助券をいただき、博物館受付で払い戻し受けた。嬉しいサービス。

 

遺跡への通路は谷を渡っていく。「きききのつり橋」という吊り橋式の木製歩道橋で長さ86.5m。「木材」と「奇抜」と「喜び」からの命名だそう。

 

内部の様子。

 

御所野縄文公園の面積は約7.7ha。現在地は左下。

 

縄文へのタイムトンネル(?)は結構長かった。

 

最後の方に、なかなかリアルな、小さな二人組。 

 

まずは博物館へ。

「生誕125年記念 速水御舟」展 @山種美術館・広尾

山種美術館で開催されている、速水御舟(はやみぎょしゅう:1894~1935)の生誕125年展を見に行った。

御舟コレクションは山崎種二氏(株式会社ヤマタネ創業者、美術館創立者:1893~1983)が旧安宅産業コレクションから受け継いだ「美術館の顔」であり、美術館が広尾に移転して10周年になることも記念した展覧会となっている。

重要文化財の「名樹散椿」(前期で終了)や「炎舞」を含め、御舟作品ばかりをまとめて見ることができる貴重な機会となっていた。

 

昨今のならい(?)として、一点だけ撮影可の作品があった。

 

「翠苔緑芝」は昭和 3年(1928)の作品。 

 

ビワの木の下の黒猫。

 

と、2羽のうさぎ。

 

が、あじさいを挟んで配される。

アジサイは特殊な技法で描かれているそう。

 

今年のアジサイは他の方のブログで拝見するばかり(特にryoさん、id:ochi_cochi)でしたが、日本画でも堪能できる機会が持てました。

 

8月4日まで。一般1200円(ぐるっとパスで100円割引)

http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html