墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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船山古墳(船山第1号墳:豊川市船山古墳公園) 愛知県豊川市八幡町上宿

赤塚山公園からは、さらに南西に3㎞ほどの船山古墳を訪ねました。

 

非常にきれいに整備された古墳公園でした。

 

余裕のある駐車場。

 

その前に説明板。

 

全長95mもある前方後円墳です。

豊川市船山古墳公園
市指定史跡 船山古墳
昭和40年7月1日指定
船山古墳(船山第1号墳)は全長約95mの3段築成の前方後円墳で、三河地域最大級の規模を誇ります。くびれ部の両側には造り出しという祭壇があり、北側造り出しには円筒埴輪や家・盾・蓋形の形象埴輪が立て並べられ、南側の造り出しには小型の土製品が供えられていたことが発掘調査で明らかとなりました。
埋葬施設は未調査のため構造等は不明ですが、昭和20年(1945)に防空壕を掘削した際には、直刀・鉄鉾・多数の鉄鏃が出土しています。かつては 前方部北側に第2号墳も存在していました。墳丘から出土した土器や埴輪の形状などから、船山古墳は古墳時代中期の5世紀後葉に築造されたと考えら れます。
出土した遺物については、三河天平の里資料館のほか、豊川市桜ヶ丘 ミュージアムで展示しています。
豊川市教育委員会

 

実測図部分。説明板のすぐ後ろの石積み帯は、後円部最下段斜面の葺石を復元していたのですね。

 

 

後円部にあがって南東方向。久保神社か三河総社の緑が見えています。

 

後円部から東方向。

 

こちらが北西側の前方部方向。

 

前方部の先端側。

 

金網の先はコンクリ擁壁と道路。

 

さきほどの説明板実測図では斜めにスパッと削られています。セブンイレブンのあたりに方墳(?)の2号墳があったのですね。

 

前方部から見る後円部。

 

途中のくびれ部あたりの、左へ降りるルートへ。

 

降りて振り返って。左奥へ後円部。

 

スパッと切られた道路側。前方部左裾。


反対側の前方部右裾。こちら側は先端近くまで残っているようです。

 

そこから裾に沿って後円部脇へ。左奥が前方部。

 

後で、今年(2025年)春に整備公開されたばかりの公園だったと知りました。

「三河の王」眠る 前方後円墳の公園が開園 ふき石も復元 豊川市 [愛知県]:朝日新聞

 

こちらのサイトで、整備前の(ちょっと怪しさも残る雰囲気の)様子がよくわかりました。

旧上宿神社・船山古墳|豊川市 - 東三河を歩こう

 

「古墳図鑑」の「船山第1号墳」の項によれば、平成29年度の発掘調査で、前方部が西日本的工法でつくられかつ随所に土塊を積み重ねるなどの墳丘構築方法が判明したそうです。地面の土を切り取ったと考えられる土塊は1つ25kg前後で、土塊を用いることで墳丘盛土の締め固めなどに要する時間が節減できるなど、構築が省力化できるメリットがあるとのこと。

 

2025年10月中旬訪問