墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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稲場塚古墳 新潟県西蒲原郡弥彦村山岸

2022年9月の越後墳行旅、2番目の訪問地は弥彦村の稲場塚古墳としました。

弥彦山の東側、越後平野に浮かぶ島のような井田丘陵の頂部に立地。

 

畑(果樹園?)の細道を上がった頂、携帯電話の基地局の隣でした。

標高40m強、田との比高差35m程。

 

道路のすぐ脇で、見学しやすかったです。


弥彦村指定文化財 史跡 稲場塚古墳。


”緑の開口部”から中へ。

 

墳丘斜面には小さな石地蔵が沢山。

 

お墓もありました。

 

南側から。奥の木立の左端が稲場塚古墳のあたりです。

 

検索すると、こちらの弥彦村の文化財サイトの中ほどに、稲場塚古墳の解説がありました。文化財|弥彦村 Yahiko village

平成4年の測量調査で墳長26.3mの柄鏡形の前方後円墳であること、越後では最も古い部類(古墳時代前期)に属することがわかり、また、土器の中に弥生時代後期のものが採集されたことから、当地が弥生時代の高地性集落の可能性も指摘されたそうです。

 

丘から平野に降りて、西に望んだ弥彦山塊。左が弥彦山で右が多宝山で、どちらも標高634m、スカイツリーと同じ高さです。

 

そのあと、北に6㎞強の観音山古墳へ向かいましたが、目前で通行止め。

 

古墳の調査のため、関係者以外立入禁止でした。


丘上に径26mの円墳があるようで、検索すると、じこまさんが2019年に道なき斜面を登って訪ねられていました。

https://kofun.dosugoi.net/e1112758.html