墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

画像が出ない場合はPCで、クロームOSでお試しください。

坂ノ松古墳(未到達) 高知県南国市伊達野

明見彦山古墳群を見学した後は、ひとつ南側の丘陵上にピンが立つ、坂ノ上古墳を目指してみました。

グーグルマップに添付された写真には半分露出した、大きな石で組まれた玄室が写っています。

 

その丘陵を南側から。

 

振り返った南側。

 

丘の麓の住宅街で登り口を探します。

農作業をされている方がおられたので古墳のことを聞くと「あったと思うけど道は無くなっているのでは。防空壕もあるので穴に気を付けて」とのことでした。

「登り口はそのあたりから」と言われた場所は、マップに添付されたストリートビューの写真と同じ場所でした。

 

中央の「道」を登りました。


竹藪の中、ところどころに石垣が残っていて生活の痕跡を感じます。


丘の頂上まで上がると向こうは高速道路。高速に沿って「道」はあるのですが、写真にあるような背丈以上の「木」が密で進むのは大変。

 

そのあたりでグーグルマップの「ピンの上にいる」はずのですが石室は見つからず。

あたりには低灌木が繁っていて、腰をかがめて斜面を進むのも一苦労でした。

 

これかと思えば土の穴。

 

諦めて斜面を降りると、別の「道」が上へ。


上がって行くとお墓(現代の)があり、その後ろに横穴が。

 

が、土を掘った貯蔵用の穴のようでした。


登って来たのとは別の「道」を下ると脇道に鳥居が。

 

マップのピンの位置からはかなり下っているのですが、祠を載せた「塚」は2~3mの高さがあります。

 

石にも「墳囲気」がありましたが…

 

お参りして下りました。


集落の景色を前にほっとしたところ。

丘の向こうの太平洋まで3.4㎞程の距離。

400m先の下田川は右(西)の高知港方面に流れています。

行きとは異なる路地から無事に戻れました。