玉島古墳の見学後は、小城市の茶筅塚(ちゃせんづか)古墳へ。
途中でピンの立つ船野山古墳群1号墳(かぶと塚古墳)へも寄ろうと思っていましたが、かなり手前からの枝道が車では厳しかったので今回は通過。
直接高速に乗れば30分で行けたところを50分かかりましたが、杵島山の峠を越えたところで良い眺めが。
歌垣公園のあたりから。奥は福岡県の山々でしょう。
有明海も光っていました。
この歌垣公園内に道祖谷古墳(さやんたにこふん:推定全長約85mの前方後円墳・県史跡)の一部が残っていたことに後から気づきました。再訪希望箇所が増えていきます。
そこから佐賀平野を北に進んで小城市街へ。茶筅塚古墳は市街地中心の小城公園内にあります。記念碑が盛りだくさんですが、23番が茶筅塚古墳。
駐車場から背後の丘へ。
丘陵上に至る階段横に「茶筅塚古墳」の案内表示。
登ったところに墳丘があります。
後円部先端側から墳頂へ。
後円部墳頂には「御西院天皇の御製碑」
振り返っての眺め。標高41m。
木々の向こうに佐賀平野。
後ろに回って前方部左裾から。明るいところが鞍部です。
前方部上から後円部を。
小城市のサイトによれば茶筅塚古墳は全長約50m。二段築成の後円部高約5mに対して前方部高約2mと低い墳形で、築造された時期は墳丘くびれ部付近や前方部隅部より出土した土師器から4世紀後半と考えられるとのこと。
佐賀平野西部に築造された前方後円墳の中では最古段階、かつ古墳時代前期の中で最大規模になるそうです。
現地説明板は自分は見つけられなかったですが、下記のサイトで紹介されていました(前方部右裾側にあるようです)
その背後にあった「茶筌塚」
丘の上には忠魂碑や稲荷社も。