墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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岡ミサンザイ古墳:仲哀天皇陵 大阪府藤井寺市藤井寺

グーグルアースでも、その美しい形が明瞭にわかる岡ミサンザイ古墳(仲哀天皇陵)

右(東)側のくびれ部に造り出しがあります。

 

その前方部右裾の堤の角にあった説明板。

古市古墳群
仲哀天皇陵(岡ミサンザイ)古墳
藤井寺市藤井寺4丁目
時代:古墳時代中期
古墳の形:前方後円墳
墳丘の全長:245m
出土したもの:円筒埴輪、家・蓋・船・馬・人物形などの形象埴輪
墳丘は3段に築かれ、くびれ部の東側のみに造り出しが設けられています。室町時代に城に利用されたため墳丘は改変を受けています。墳丘の周囲には幅の広い濠が巡り、堤上にも円筒埴輪が並べられました。墳丘や堤からは円筒埴輪、形象埴輪が出土しています。築造時期については、諸説あるものの中期と考えられています。
藤井寺市 平成28年3月

 

右(東)側面の濠を前方部側から。

濠の幅はこの先端側で50m程。後円部の向こう岸までは350m程になります。

 

前方部先端側の中央にある拝所。

 

高札には「仲哀天皇 恵我長野西陵」とあります。

 

前方部左裾側からは全体がよく見渡せました。

左奥へ後円部、中央から右へが前方部先端です。

 

西側の濠も、きれいな形で残っています。

 

周濠沿いに一周できそうでしたが、時間の都合で来た道を戻りました。

 

前方部先端側の濠を東側から。左に拝所が見えています。

 

東側の堤の細道を、北へ歩きます。

 

コンクリ柵の間から墳丘がよく見えました。正面が造り出しのあたり。

 

堤の散歩道は墓地の手前で終わりになります。振り返った後円部墳丘。

 

翌日に乗ったセスナからの、岡ミサンザイ古墳。