墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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飯塚35号墳 栃木県小山市飯塚

2022年4月3日に最後に訪ねた古墳が飯塚35号墳でした。

 

摩利支天塚古墳の約200m西の道路沿い。

 

運転中に墳丘と看板が目に入って立ち寄りました。全長40mの前方後円墳!

飯塚35号墳(史跡)
この古墳は、飯塚古墳群の中の一つで、後円部の径約31m、高さ約4.5m、全長40mを超す前方後円墳である。
墳丘の裾の部分で、北側は道路により、南側と西側は建物を建てる際に削られており、周囲から埴輪や土師器の破片が採集されたこともあるが、古墳全体が雑木や竹で覆われていたため墳丘内部の保存状態は比較的良好である。墳丘の南側に石室のものと思われる石が出土しており、内部は横穴式石室と考えられる。
飯塚古墳群は大部分が台地上に分布していて耕地化のため破壊されてしまったが、この古墳は台地の周辺部で沖積地と接する所に位置し、近くにある国指定史跡の琵琶塚・摩利支天塚古墳との関係においても貴重である。
指定年月日:昭和63年11月28日
所在地:小山市大字飯塚472番地1
所有者(管理者):小山市
小山市教育委員会

 

墳丘を東側から。一見、こちら側に前方部があるように見えますが反対側とのこと。

 

東側は後円部ぎりぎりに民家が建っていました。


そこから西に30m、県道18号を渡ると、台林寺(たいりんじ)

 

手入れの行き届いた、見事な枝垂桜でした。