墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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筒江城ヤブ1号墳 兵庫県朝来市和田山町筒江

船之宮古墳を訪ねた後は、円山川沿いを北東に戻って茶すり山古墳へ。

途中にあった古墳を一箇所選んで立ち寄りました。

茶すり山古墳の1㎞ほど西に立地する、筒江城ヤブ1号墳。

 

墳丘の周りは細道のようだったので、集落の入口に車を停めさせていただきました。

 

振り返ったところに古墳のサイン。ここから400m。

 

小道を上っていくとそれらしき木立。

 

この消火栓が目印かと。


回り込んでいくと、大きな開口部と説明板がありました。

筒江城(つつえじょう)ヤブ1号墳
古墳は北にゆるやかに伸びる丘陵地に位置している。入口は南南東に向いており、両袖式の横穴式石室を有する円墳である。直径20m、高さ8m、石室全長8.9mで、玄室天井石は3枚使用されている。内部の石面はよく整えられており、手法・規模ともすばらしいものである。金環、須恵器(杯)が出土しており、築造は6世紀末頃と推定される。
昭和53年10月19日 町指定
和田山町教育委員会

 

崩れそうな土を気にしながら、かがんで入室。

 

巨石で組まれた石室でした。

 

スマホ広角で。

 

奥壁を背にして。

 

大きくて平滑な天井石。

 

スマホ広角で。

説明板から受けた事前の印象を心地よく覆された、見事な石室でした。