墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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蛭子山2・3号墳 京都府与謝郡与謝野町明石

前回のつづいての蛭子山(えびすやま)古墳群。

左が1号墳の後円部先端、右が2号墳です。地山を削った谷にようにも感じました。

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標柱脇から2号墳を見上げて。蛭子山2号墳は一辺45mの方墳です。

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2号墳の墳頂にある蛭子神社に参拝。

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2号墳から見た1号墳。ここで1号墳の”神社”に参拝していなかったことに思い至りましたが、上り階段を見て”遥拝”としました。

そこが神社ではなく、石棺の保管・見学施設であったことは帰宅後に気づいた次第。

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2号墳から南東側。

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階段下のここが3号墳と思われます。

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先から振り返って。手前の石標には「史跡境」とあります。

右端が3号墳、中央の膨らみが2号墳、左奥が1号墳の後円部。

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さらに南東にも土の膨らみが。

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別の角度から。墳丘の香り濃く。

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1号墳裾の説明板には、「遺跡台帳上の古墳数は8基で、その中の3基が史跡に指定されています。なお、明確な墳丘のある8号墳を除き、4~7号墳は不確実なもので、弥生時代の墓の可能性も含め、詳細な調査が必要です」とあったので、そのうちの一基ではないでしょうか。

さらに南東側は背後の尾根から伸びてきた丘陵が道路で掘り下げられたような雰囲気でした。先端には桜並木が密に並んでいます。まさにこの時期、桜色の壁のようになっているのではないでしょうか。

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