墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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上司古墳 京都府与謝郡与謝野町金屋

前回の滝岡田古墳の500mほど北に立地している上司(じょうし)古墳は、上司谷公園内にあります。あじさいの季節にも来てみたいですね。

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今回の墳行で雪の上を歩いた唯一の古墳になります(数歩ですが)

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橋の上は大丈夫。

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上流側には古そうな堰が連なります。

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ここから数歩、雪の上を。

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結構深かったので恐る恐る。

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幸いにも古墳への登りには雪は無く。

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説明板のおかげでルートがわかりました。

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与謝野町指定史跡
上司古墳
指定日:昭和43年7月19日
上司古墳は、丘陵先端に築造された直径約15m・墳高約4m(平野側)の円墳です。墳丘中位には列石を配し、背後には幅約3mの周溝を巡らせています。埋葬施設は、無袖式横穴式石室で、全長7.9m・最大幅2.3m・玄室高2mをはかります。石室は、巨大な2枚の天井石をわたし、玄室壁は二段積みで、玄門部は立石を一枚で示しています。発掘調査の結果、石室内の盗掘は激しく、わずかに出土した土器片や石室構造から推測して、7世紀初頭の古墳と想定されています。
上司古墳は、丹後地域で最後の古墳の一つであり、また野田川西岸域の勢力の台頭を示す首長墳として高い歴史的価値を持っています。
与謝野町教育委員会

 

が、一段上って右へ行ってしまい…

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竹林の石に引き寄せられましたが、ここではなく。

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正解は解説板の後ろを上がって「左」、目立つ墳丘がありました。

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回り込むと開口部。



オープンタイプの軽自動車なら入りそう。

 

側壁も大きく。

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フラッシュで。

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天井には平滑な巨石が2枚。

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奥壁を背にして。

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フラッシュで。

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墳丘は台地先端の立地。

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なぜ「上司」なのかは、非常に気になるところでしたが、ちょっと検索しただけではわかりませんでした。