墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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北条古墳 兵庫県丹波篠山市細工所

前回の雲部車塚古墳から600mほど北東に立地する北条古墳。

同じく篠山川沿いです。

 

枝道を上がると、道路からも説明板が見えていました。

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48年前の説明板なので、かなり読みにくくなっていますが。

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県指定文化財 北条古墳
昭和45年3月30日指定
この古墳は篠山盆地東端に位置し、西流する篠山川を南に臨み、西方は篠山へ、東北は京都府船井郡へ、東方は福住を経て園部へと通ずる要衝の地に立地している。
発見の動機は採土作業中に埴輪片、刀剣等を発見したことによる。昭和43年3月測量調査を行い一辺30mの方墳であること、また北側からのびる舌状尾根を切断して方形に墳形を整えていることが判明した。
本古墳からは、壺形埴輪、形象埴輪(家形埴輪・短甲形埴輪等)が出土しており、採土された断面には主体部の堀形がみられ、築造年代は古墳時代中期に属する。
古墳の位置は、北方に祝山群集墳、西方に雲部車塚古墳(前方後円墳)、周辺に円墳が多数分布するという歴史的環境にあり、本古墳が方形という形状をもつことなどから、多紀郡における歴史解明の重要な鍵をもつものと考えられる。
昭和49年10月 兵庫県教育委員会    

 

その後ろ側。

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方墳の一辺でしょうか。

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墳頂から南方向の眺め。左に篠山川の土手があります。

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北側の山。

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