大坊古墳見学後は16時となっていたので、宿をとっていた福山駅周辺に向かいました。
駅のそばの広島県立歴史博物館に、ぎりぎりの16時半に入館。
展示のメインは中世の集落「草戸千軒」の一部を実物大で復元したコーナーで、別名を「ふくやま草戸千軒ミュージアム」
草戸千軒(くさどせんげん)遺跡は福山市街西側の芦田川の底に埋もれていた、鎌倉~室町期の大規模集落跡だそうです。
遺跡の出土品は重要文化財指定。
初夏の黄昏時をイメージした復元。室町時代の町の雰囲気を味わえます。
建物の裏側から。
映画のセットのようだと思ったら、実際にロケでも使われていました。
松の木や井戸も。
下記の玉川大学・玉川学園制作のサイトには、草戸千軒は10㎞南の”鞆の浦”と内陸とをつなぐ物流の中継地であったとわかりやすく解説されていました。
大きな博物館でしたが、古墳関連の展示は埴輪や短甲などの県内での出土品、御年代古墳の石室模型などの小規模なものが「通史展示室」にあるのみでした(そこは撮影不可)