前回の古墳公園の200mほど北。畑の中に墳丘があります。
畑に囲まれながら、きれいに残る墳丘。
検索すると「狛江のまち魅力百選」に”入選”していました。
かつて「狛江百塚」と言われたこの地域でも、墳丘をしっかり残す古墳は少なくなっています。当墳は、代々の所有者の永年にわたる多大は努力と貢献が評価されて選ばれたのだそう。
http://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/46,17741,c,html/17741/20130822-163204.pdf
6世紀末以降の築造の円墳で、現況は径18m・高さ2.1m~2.6m、本来は径21m・高さ2.4mと考えられるそう。この古墳の他に7基で猪方支群を形成するとの記載もありました。
百選には、狛江市の残るという13基の古墳のうち白井塚古墳、駄倉塚古墳、兜塚古墳、亀塚古墳と、この前原塚古墳、前回の猪方小川塚古墳の6基が入っていました。
猪方小川塚古墳の項では、平成23年に民間事業者が開発を進めた際に調査が行われて切石積みの横穴式石室が見つかり、狛江市が計画敷地の一部を買い取って公園としたことが書かれていました。狛江市さん、Good Jobです。
https://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/46,17741,c,html/17741/20131003-130308.pdf
前原塚古墳は代々の地主様、Good Jobです。
ぎりぎりまで近づいてズームで。
道路沿いに地蔵様が。(右奥が前原塚古墳)
柵越しに地蔵様を。