浜離宮恩賜庭園は結構広く、回ったところは一部になりましたが、非常に見事な萱葺き屋根の建物がありました。
復元された「鷹の御茶屋」だそうです。以下は現地にあった解説紙から。
「鷹のお茶屋」は、寛政7年(1795)頃に建設され、将軍が鷹狩りを行う際の、待合いや休憩所として利用されていたと考えられています。
他のお茶屋とは異なり、萱葺屋根や、内部の土間叩きが特徴の、農家風の佇まいの建物です。
また、建物には、鷹狩りの際に鷹を休ませる鷹部屋も付属しています。
覗き見た室内。鷹狩りの装束のまま出入りできるように土間叩きになっています。
右の畳敷きが将軍用の「上段」
萱葺きだからこそ可能な複雑な屋根形状ではないでしょうか。
背面側に鷹部屋があったのだと思いますが撮りそびれました。
南側から。
池に面する「燕のお茶屋」は、直線が美しい杮葺きの屋根でした。
庭園内では、やはり築山に目が行きます。
満開のサルスベリ。
今の時期、公園散歩には日傘が必須だと実感しましt。