前回の平賀勧堂古墳群(付近)からは、一旦北西側の坂を下って低地に降りて、台地裾の道を南東へ徒歩25分ほどの平賀駒込古墳へ向かった。
坂を降りて振り返って。人の気配がするところに出てほっとする。
そこから南側は、緑の湖のようでした。
対岸の佐倉市の台地までは1㎞ほど。
何か動くものがとズームすると、疾走する自転車(学生?)でした。
道は台地の形をなぞるようにカーブします。地形に対して素直な道。
20分ほど歩いて平賀駒込古墳の近くに。急な坂道を登ります。
坂の上は現代でした。
振り向いた先に墳丘の一部が目に入ります。
平賀学園台という住宅街の中に、しっかりと保存されていました。
柵が廻っていますが入口があります。
階段を上がると遊具のある公園になっていました。
のっぺりしていますが、なかなか大きな墳丘では。
南側から。左の木立が崖斜面です。
反対側(北)から。
検索すると、あんけんさんの訪問記に至りましたが、その3年前と特に変わった様子はないですね。
あんけんさんからの孫引きすると、現況規模は南北に31m・東西に15m程の長円形で、主軸を南北にとる前方後円墳とされているが、平成2年の調査では円墳の可能性も指摘されているとのことです。
遊具のひとつに砂場がありましたが、この形は!
”前方部端側”から見ると、くびれが一方にしかない残念な形でした。
公園内には、古墳を示すサインのようなものはありませんでした。
北側の道沿いではアジサイが。
公園の北東隅。
そこから東側。
住宅地として開発される前は、前回の平賀進堂古墳付近のような森が広がっていたのでしょう。
さきほど登って来た道は古墳のすぐ西側を通っていました。
同じ道を下り、低地を渡って佐倉市の台地上へ向かいました。