墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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カンカンムロ横穴墓(付近) 千葉県印旛郡酒々井町酒々井

登った肥前坂を降りて、標柱にも記されるカンカンムロ横穴群へ向かいます。

正面に突き出ている台地の先端裾あたり。

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緑の平野を成田へ向かう京成線。

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カンナの赤との補色効果。奥の台地は本佐倉城跡。

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グーグルマップのピンを目指していくと、説明板がありました。

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背後の斜面は、かなりの急傾斜。開口部を見つけるのはあきらめました。

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酒々井町指定史跡
カンカンムロ横穴群
指定年月日:昭和46年11月3日
所在地:酒々井町酒々井558の2他
所有者:個人
新堀地区厳島山の北西部、大佐倉方面に向かって半島状に張り出した台地の雑木や篠やぶに覆われた中腹の急斜面にこの横穴群があり、土崩れで埋まったものを含めて7個の横穴がある。通称「カンカンムロ」あるいは「厳島の隠れ里」と呼ばれて椀貸し伝説によって知られていた。
昭和22年、國學院大學小出義治氏によって1号横穴が発掘調査された。その報告によると出土遺物は勾玉、直刀、青銅椀、須恵器、人骨などであり、築造年代は7世紀後半から8世紀初頭であろうとのことである。現存する当町唯一の横穴群として町の史跡の指定を受けている。
平成2年3月 酒々井町教育委員会

 

西側から。中央右奥に説明板が写っています。舌状台地の上は「厳島砦跡」と、酒々井ガイドマップに記されていました。

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京成線を渡って北側へ。

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目の前の水田は2つの印旛沼をつなぐかつての湖面で中央に水路があります。水路の先は印西市。中央奥の台地上のビルは順天堂大学でした。

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