5月連休明け、天気が良かった日に銀座7丁目の並木通りへ建物見学(外観)に。
遠くからも目立つ”違和感”
今年の春にオープンした、ルイ・ヴィトン銀座並木通り店で、設計は青木淳。
建物というより、巨大な彫刻作品のよう。
通りに面した2つの面が、複雑に波打つガラス壁となっています。
向かいの建物が写り込む影が、美しいブルーに。
たまたま本日(5月19日)の毎日新聞夕刊に建築史家・五十嵐太郎氏によるコラム「都市に対する表層」で他の作品とともに取り上げられていました。
その記事によるとこの建物は、「埋め立て前の敷地がかつて半島だったことから、大きな水の柱として構想され」ていて、「サイズと曲面が違う6種類のガラスを組み合わせながら、日時、角度、視点によって見え方がめくるめくように変容する」とのこと。
そのように見えるのは、「分光しつつ、黄色系の光を反射する『ダイクロイック・コーティング』と、その奥で青色系の透過光を反射するグラデーションフィルムによって、反射光が複雑に混ざるから」なのだそう。
大変興味深いです。
今度は夜に見に行ってみたいと思います。