前回のエントリでは手を抜いて4年前の写真を使いましたので、一応現在の様子を撮りに行きました(2021年3月現在)
元祖つくだにの天安さん。店が開く前の時間。
路地に光が差し込んでいました。
100年以上前に建てられた小沢家住宅も美しいままに。
佃大橋から遠望した両家。
住吉神社の鳥居から3軒右に小沢家。
そこからさらに右、写真中央に天安さんの重厚な瓦屋根。
街中の正政商事さんの建物も美しいまま。
銛と波の意匠の雨樋。街中の作品鑑賞。
住吉神社にも参拝。
社殿の左側にある煉瓦建物。前回参拝時には気づきませんでした。
欠けた部分もあるので、きちんとして煉瓦積みであることがわかります。
なんと明治43年の築でした。
旧神輿庫
形状:煉瓦二階建(イギリス積み)
坪数:4坪5合8勺
竣成:明治43年12月
費用:860円
住吉神社では明治43年(1910)に大規模な修繕・改築等を行い、その事業の一環としてこの神輿庫が新築されました。当時東京府へ提出した工事開始願書には、神輿庫について左の様に記されています。
神輿庫ノ儀ハ従来神輿ヲ拝殿ノ一隅ニ置キ候為ニ平時甚タ不便ヲ感シ候ニ付今回新築致シ神輿ヲ納置シ度(後略)
明治43年11月25日
(意訳・略)
神社境内にレンガ造りの神輿庫は同時から珍しいものだったかもしれません。平成23年の震災で破損致しましたが、貴重な歴史的建築物として、補強工事を行い現在も使用されています。
尚、宮神輿(八角神輿)は現在、社殿に向かって右側のコンクリート造りの庫に安置されており、こちらの煉瓦の庫はその他の祭具が納められています。
すぐ脇まで水路があります。
社殿の裏側から見るとこんな感じです(右の水路の左岸に旧神輿庫)
下記の写真は中央区のサイトにあるものと、ほぼ同じ。気持ちの良い広場の角。
その背面側は前に訪ねた時と違っており、角の建物が新しくなっていました。
以前その角にあった駄菓子屋さん(だったと思います。2017年7月)