今回からが、スリバチ地形歩きツアーのレポートになります。
3時間、上り下りを味わいっぱなし(小休憩、3回あり)の健脚コースで、ふくらはぎが膨らんでしまいました。
【鶴見・下末吉2】東京スリバチ学会会長と歩く谷の真打・下末吉 | TABICA この体験が、旅になる。
鶴見駅を出て、まずは線路沿いを総持寺へ向かいます。 高架は鶴見線で次が国道駅。
途中で総持寺の参道に入ります。
鎌倉末期に能登の輪島に開山した曹洞宗の大本山だが、明治31年(1898)の火災で焼失し、明治44年(1911)にこの地に移転。石川県輪島市門前町の旧地は總持寺祖院と改称されたそう。
参道が少し向きを変えるところにある木造の総門、三松関(さんしょうかん)
禅宗寺院の第一門としては珍しい高麗門の様式だそうです。
三松関の先には大きな三門が。
昭和44年築の鉄筋コンクリート造り。
高さ37mは、日本最大級の山門。
山門の右側にある、地上4階・地下2階の切妻造り鉄筋コンクリートの建物は、檀信徒研修道場や講堂、宿泊施設を備えた三松閣。
しかし、ツアー一行が注目するのは「池」でした。スリバチ地形を形づくる源は「水」であります。
この時、梅はまだ咲き始め。
15万坪の広大な境内には他にも仏殿をはじめとする大型堂宇がありますが、そのエリアは閉門されており、一行はすぐに向きを変えて境内を後にしました。
大駐車場脇の手枕坂を上がって南側の台地上を目指します。振り返った境内側。
上がった先は尾根で、すぐに眺望が開けました。
ズームすると横浜ベイブリッジが。造成工事が進んでいるのは競輪場(花月園)跡地。
グーグルアースで現状を。
マンション群と公園に再開発されるようです。
尾根道の左側は南向き斜面の、眺望良しの住宅が続きます。
尾根道右側・北方向には、谷地形が現れました。
一行は早速の谷へ降りていきます。
つづく。