墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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築地界隈の建築巡り・11 東京都中央区築地6丁目

 

中央区のサイトで知った、昭和22年築の酒井家住宅。

町屋建築のとなりに小さな洋館を備える。

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施主は河岸問屋で、終戦後に被災した店員も住める住宅として建てられたのだそう。中央区の解説によれば、玄関タイル、ケヤキ一枚板の建具、欄間や明かり障子等、随所に凝った意匠が見られるとのこと。

酒井家住宅 中央区ホームページ

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通りの奥に雁行するように棟が連なる。

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その北側に連なる長屋建築。手前が北村家で、築は関東大震災後の昭和初期。

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北村家 中央区ホームページ

築地6丁目11番 中央区ホームページ

 

この界隈は何度も歩いていたはずなのに、このスポットは気づかずにいた。上記の中央区のサイトで知って訪ね当てた時は大いに感動した。

 

西側から見た酒井家。

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さらに西側へ、あとずさって。右奥が酒井家。

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上記の左への道の右手には、最近までこの並びに中央築地六郵便局があった。

 

2018年4月のストリートビューまでは写っている。