中央区のサイトで知った、昭和22年築の酒井家住宅。
町屋建築のとなりに小さな洋館を備える。
施主は河岸問屋で、終戦後に被災した店員も住める住宅として建てられたのだそう。中央区の解説によれば、玄関タイル、ケヤキ一枚板の建具、欄間や明かり障子等、随所に凝った意匠が見られるとのこと。
通りの奥に雁行するように棟が連なる。
その北側に連なる長屋建築。手前が北村家で、築は関東大震災後の昭和初期。
この界隈は何度も歩いていたはずなのに、このスポットは気づかずにいた。上記の中央区のサイトで知って訪ね当てた時は大いに感動した。
西側から見た酒井家。
さらに西側へ、あとずさって。右奥が酒井家。
上記の左への道の右手には、最近までこの並びに中央築地六郵便局があった。
2018年4月のストリートビューまでは写っている。