前回につづいての古凍古墳群。
国道254号線を挟んだ両側に10基ほどが残る。
畑と民家に囲まれた古凍15号墳
民家の側に道路があって近寄れる。
古凍14号墳は民家の奥にあって近寄れない。
ズームで。石材が立っているのが見えた。
14号墳を別の方向から。
その背面(北)側には、なかなか大きな古凍4号墳。
こちらも近づけないのでズームして。
Wikipediaの古凍古墳群の項には、この4号墳のみ詳しく紹介されている。
4号墳は群中最大で径約30m・高さ5mの円墳。
1994年の調査では、隣接する3号墳を避けるように一部を掘り残して作られた周溝が検出され、築造時の大きさは径42mあったと推定されるとのこと。
周溝のその途絶部分からは4基の土坑が、鉄製壺鐙・環状鏡板付轡・鞍金具などの馬具とともにが発掘されたが、これらの土坑は6世紀末~7世紀初頭のものと考えられるそうだ。
国道の北側へ移って、まずは資材置き場の後ろにある古凍12号墳。
東側に道路があった。道の反対側は崖で、比高差は10m程。
その道から墳丘を。地理院地図を参照すると墳頂に三角点があるようだった(標高27.4m)
その北側、工場の敷地内には古凍145号墳(いきなり番号がとびますね)
左後ろは12号墳。
手前の道路からは壁があって見えないが、北側の公園から眺められる。
その公園の様子。右の茂みの先が崖。
公園に、マップに出ていない墳丘が!
と思いきや、公園の流水施設だった。
と思いきや後で調べると、あんけんさんのサイトで、上記が下山9号墳であったと知りました。
そんなことが…
公園のすぐ西側には古凍146号墳。
茂みが濃くて土盛りがあるのかは判然としませんでした。
古凍古墳群には他にも、かんべ塚古墳、東町1号墳、30号墳などが墳丘を残していますが、行きそびれてしまいました…