墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

画像が出ない場合はPCで、クロームOSでお試しください。

古凍古墳群・古凍15号墳~14号墳~4号墳~12号墳~145号墳~下山9号墳~146号墳 埼玉県東松山市古凍

前回につづいての古凍古墳群。

国道254号線を挟んだ両側に10基ほどが残る。 

 

 

畑と民家に囲まれた古凍15号墳

f:id:massneko:20210104112912p:plain


民家の側に道路があって近寄れる。

f:id:massneko:20210104112927p:plain

 

古凍14号墳は民家の奥にあって近寄れない。

f:id:massneko:20210104113113p:plain

 

ズームで。石材が立っているのが見えた。

f:id:massneko:20210104113133p:plain

 

14号墳を別の方向から。

f:id:massneko:20210104113458p:plain


その背面(北)側には、なかなか大きな古凍4号墳。

f:id:massneko:20210104113227p:plain

 

こちらも近づけないのでズームして。 

f:id:massneko:20210104113429p:plain

 

Wikipediaの古凍古墳群の項には、この4号墳のみ詳しく紹介されている。
4号墳は群中最大で径約30m・高さ5mの円墳。

1994年の調査では、隣接する3号墳を避けるように一部を掘り残して作られた周溝が検出され、築造時の大きさは径42mあったと推定されるとのこと。

周溝のその途絶部分からは4基の土坑が、鉄製壺鐙・環状鏡板付轡・鞍金具などの馬具とともにが発掘されたが、これらの土坑は6世紀末~7世紀初頭のものと考えられるそうだ。


国道の北側へ移って、まずは資材置き場の後ろにある古凍12号墳。

f:id:massneko:20210104113633p:plain

 

東側に道路があった。道の反対側は崖で、比高差は10m程。

f:id:massneko:20210104113708p:plain

 

その道から墳丘を。地理院地図を参照すると墳頂に三角点があるようだった(標高27.4m)

f:id:massneko:20210104113725p:plain


その北側、工場の敷地内には古凍145号墳(いきなり番号がとびますね)

左後ろは12号墳。

f:id:massneko:20210104113750p:plain

 

手前の道路からは壁があって見えないが、北側の公園から眺められる。

f:id:massneko:20210104113810p:plain

 

その公園の様子。右の茂みの先が崖。

f:id:massneko:20210104114013p:plain


公園に、マップに出ていない墳丘が!

f:id:massneko:20210104113853p:plain

 

と思いきや、公園の流水施設だった。

f:id:massneko:20210104113930p:plain

 

と思いきや後で調べると、あんけんさんのサイトで、上記が下山9号墳であったと知りました。

東松山市古凍古墳群(その2) | 趣味の案件

 

そんなことが…

 

公園のすぐ西側には古凍146号墳。

f:id:massneko:20210104114032p:plain

 

茂みが濃くて土盛りがあるのかは判然としませんでした。

f:id:massneko:20210104114046p:plain


古凍古墳群には他にも、かんべ塚古墳、東町1号墳、30号墳などが墳丘を残していますが、行きそびれてしまいました…