前回の近つ飛鳥博物館から、叡福寺までは徒歩30分。
拝観時間が17時まで、博物館を出る際にタクシーを呼んだが、15分かかるとのことで途中のコンビニまで歩いて乗った。
タクシーには山門前で待っていただいて、聖徳太子墓(叡福寺北古墳)へ急ぎ足で参拝。山門へ上がって境内に入ってから一直線に古墳を目指します。
二天門の奥に見えている、覆い屋がその入口。
二天門をくぐった先の墳丘は、宮内庁管轄エリアでした。
よって、柵の手前からの拝観のみ。
近つ飛鳥博物館にあった解説。斜面を利用した工法は、山寄せ方式でしょうか。
斜面を上がってから入るのでしょうか。
石室の全長は12.5m。明治期以降は宮内庁の方しか扉の先へ入っていない?
前出の叡福寺公式サイトによれば、”聖徳太子御廟”は径50mの円墳。
横穴式石室は切石造りで、奥に穴穂部間人皇后(あなほべのはしひと:聖徳太子の母)の石棺、手前に聖徳太子と妃の膳部大郎女(かしわべのおおいらつめ)の漆塗りのお棺をおいた二つの棺台が安置されていることから三骨一廟と呼ばれ、廟内では弘法大師をはじめ多くの高僧が修行したと伝えられるそうです。
妻入の屋根が三重に。
屋根は福井の岡太神社を思い起こしました(下記google photo連携なので、画像はPCでしか見られません…)
境内には承応元年(1652)に再建された宝塔も。
山門前から南側。刈り込んだプードルのような大イチョウが向かいに。
山門下から宝塔を見上げて。
上ノ太子駅に着いた時には真っ暗に。