国指定史跡・宮古墳は秩父鉄道のひろせ野鳥の森駅から徒歩15分ほどの場所にある。
はじめに、宮塚古墳通りを北へ歩いて国道を渡り、まずは日吉山王宮のある広瀬4号墳へ。
墳丘を回り込むような参道。
結構高さのある墳丘。
墳頂の神社に参拝。
墳頂から南方向。
北方向には新幹線の高架。
広瀬4号墳から宮塚古墳へ。
ぬかるみにはまらないように墳丘へ。ちなみに左端の木立が広瀬2号墳。
農道は宮塚古墳に続いていた。
国指定史跡の説明板。
国指定史跡 宮塚古墳
(昭和31年5月15日 国指定)
宮塚古墳の墳形は、方台の上に円形の墳丘がのる形状で、上円下方墳と呼ばれ、ほぼ完全な形で保存されている。全国的に類例が少ない墳形で貴重なものである。
下方部は、東辺約17m・西辺約24m・高さ約2mである。上円部は中央からやや北寄りに築造されており、直径約10m・短径約8m・高さ約2.15mである。この上円部には、盛土が崩れないための補強、または装飾を兼ねた葺石が置かれている。
築造年代は、古墳時代終末期(7世紀末)と推定されている。なお、この古墳や山王塚やお供え塚と呼ばれていた。
平成28年3月1日(改定) 熊谷市教育委員会
解説板の後ろ側の「下方部」に上がる。その上に「上円部」が。
下方部の平坦部分。上円部は中央ではなく、南側に寄っているように感じられた。
下方部から見あげた上円部。 小さな祠があった。
彼岸花が2本。
下方部墳丘から南側の眺め。
上円部には葺石がかなり残っている。
上円部から伸びている幹は複数本。
上円部の斜面。
宮塚古墳のそばから見た広瀬2号墳。
ゴオッと音がしたら新幹線が通過。
上越新幹線の、熊谷から高崎寄りに4㎞ほどの地点。
熊谷市のサイトには、桜満開の写真があった。
広瀬2号墳に寄れるところまで。
田んぼ越しに広瀬4号墳を。
南側からパノラマで。左に広瀬2号墳、中央に宮塚古墳、右が広瀬4号墳。