企画展「盾持人埴輪の世界」を見た後は、国宝展示室へ。
さきたま古墳群の稲荷山古墳から出土した副葬品は、金錯銘鉄剣のほかの副葬品も一括で国宝指定を受けている。展示室では、それらをガラスケース越しに、間近に見ることができた(ガラス上からの撮影は不可)
手前側は大刀。
金錯銘鉄剣は部屋の中央に。 (左手前は企画展・鉄砲山古墳出土品)
表と裏の両方に刻まれた文字が読めるように展示されている。(写真は手ブレ)
武人埴輪頭部と家形埴輪。ちなみに国宝は副葬品に関してなので埴輪は含んでいない。
こちらの人物埴輪も稲荷山古墳からのもの。
朝顔形埴輪(残存高80㎝・口径59.5㎝)や円筒埴輪。
色合いが異なるこちらも稲荷山古墳の埴輪。
稲荷山古墳の円筒埴輪は「黄白色系統」「橙褐色系統」「赤褐色系統」の3系統が認められ、埴輪生産で複数の工房が稼働していたと考えられているそう。
写真には撮れませんでしたが、帯金具や馬具などの”工芸品”も素晴らしかったです。
展示室入口脇にあった大型パネル。
関東の主要河川の上流部、合流部、当時の河口部に、多くの古墳群が築かれた。
太平洋に面した河口近くにも。また霞ヶ浦は、古代は香取海(かとりのうみ)と呼ばれた内海で、主要な交通路でもあった。
この地図、販売して欲しいです。
と、思っていたら、資料館で販売していた特別史跡指定記念限定ガイドブックの中に収められていました。