天神坂を下りて、通りを横切って、今度は富坂を上る。
坂の途中に、風情のある洋館があった。
角のカーブが柔らかい。
1階の開口部が大きいので店舗であったことはわかる。
2階は非対称のデザイン。
坂上側から。
坂を上がって右折すると、稜線上を東に延びる道。
左への枝道に立派な建物。
産婦人科の看板が出ていた。
玄関上は神殿風のペディメント。
よく見るとガラスが無く、かつての診療室が見えてしまう状態だった。
稜線上の道に戻って東へ向かう。直線の微妙な揺れ具合が心地よい。
通りには写真館もある。
ところどころで右に下る坂がある。
佐野家はお医者さんの旧家だそう。
その先でまた右に下る坂。見事な糸杉があった。
酢屋の坂まで戻って、手前を東に曲がると江戸時代。
藩校の門が残る。
門の前から振り返った西方向。左側は磯矢邸という武家屋敷。
見学できる建物がいくつもあったが、歩き始めた時点で18時半くらいだったのですべて外観のみ。
それでも、魅力的な坂や路地が沢山あって非常に楽しめた。
最後に下ったのが、勘定場の坂。 北側台地の東端にあって、この坂だけ東西方向。
坂下から振り返って。
城山公園へ上がって望んだ杵築城。見学時間はとっくに過ぎていて、道も途中で閉じられていた。