墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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小島神社 長崎県壱岐市芦辺町諸吉二亦触

壱岐の古墳旅の2日目、平山古墳見学後は昼食タイムとし、レンタカーを借りるときに教えていただいた店へ向かいました。

一人で廻るときの昼食は、たいていコンビニおにぎりですが、家族同伴の場合には、きちんと時間をとって、店を選んでおく必要があります。

「はらほげ」さんの「ウニめし」はとてもおいしく、家族大満足でした。

http://harahoge.com/menu/ 

 

その後に店から車で5分程の、小島神社を訪ねました。

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内海(うちめ)湾に浮かぶ小島に鎮座する神社です。小さなモンサンミッシェル。

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内海(うちめ)湾
長崎県壱岐市芦辺町
内海湾は「一支国」の王都・原の辻を訪れる古代船が往来した玄関口です。内海湾に入港した古代船は、小舟に荷物を積み替えて、幡鉾川を通って原の辻へ向かったものと思われます。
江戸時代末期の文久元年(1861)に書かれた「壱岐名勝図誌」にも内海湾の様子が挿絵で描かれており、内海湾に多くの船が往来していたことが記録として残っています。
また、湾内には、神が宿る島として崇められてきた小島があり、満潮時には参道が海中に沈み、干潮になると海が割れて参道が海中から姿を現します。島のほぼ中央に小島神社があり、恋愛成就、商売繁盛、五穀豊穣、航海安全などの願い事が叶う御祭神が祀られています。限られた時間にしか参詣ができない神社として人を魅了するパワースポットとなっています。 

 

このときは干潮では無かったので、参道は海の中。

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鳥居の前から、うっすらと参道が見えていますね。岸から遥拝。

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透明度の高い海水でした。

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振り返った陸側。

前出の看板の絵(壱岐名勝図誌)には、かつては前小島を経由してもっと長かった”海中参道”が描かれていました。

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小島神社の1㎞ほど南が幡鉾川の河口です。河口から1.5㎞ほど遡ったところに、一支国の王都であった原の辻遺跡があります。

 

神社からは芦辺港へ行き、先に帰る妻と子を見送りました。14:25発の福岡港行き。

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