墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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川南古墳群 30号墳・31号墳・39号墳 宮崎県児湯郡川南町大字川南

前回のつづきの川南(かわみなみ)古墳群。

11号墳を見学後、に側に戻り、33号墳から見えていた”仲良く”並ぶ2つの前方後円墳へ向かった。

畑の向こうに前方部をこちらに向ける30号墳(左)と31号墳(右) 

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30号墳の前方部をアップで。

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30号墳の墳丘に上がらせていただいて、前方部から後方部方向(西)を。

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 後円部に移って振り返った前方部。

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30号墳から見た31号墳、左が後円部、右が前方部で前方部の方が高い。

31号墳の後円部左肩に小円墳の32号墳、その奥に短い前方部をこちらに向ける45号墳。 

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その31号墳の墳丘にも上がらせていただいた。前方部から後円部方向。右肩に32号墳、左奥に45号墳。

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31号墳の後円部へ移動して、前方部方向。 

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31号墳から見る30号墳。左の前方部が右の後円部より高さがある。

30・31のどちらも全長50m弱で形もそっくり。

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31号墳後円部から望む33号墳。右奥に39号墳の大きな後円部と、その手前に42号墳の前方部が見えている。

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パノラマで。左30号墳、右33号墳。

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そこから右にパンして43号墳。手前に前方部。後円部を39号墳に向けている。

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道路に戻って民家の横にあった42号墳。前方部左裾から。

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42号墳を前方部右裾から。民家のお庭のようだったので道路からのみで。

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川南古墳群見学の最後に、群中最大の39号墳へ。道路から見上げる後円部はまさに山のよう。

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後円部先端側に入口があった。 

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墳丘に登らせていただいて、後円部墳頂から前方部方向。全長は112m。

「九州の古墳」によれば、川南古墳群では39号墳を含めその多くが盗掘を受けているとされるそう。

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九州の古墳

九州の古墳

  • 作者:吉村 靖徳
  • 発売日: 2015/12/25
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 後円部墳頂から南側は素晴らしい眺めが広がっていた。平地側からよく見える立地。 

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南側をパノラマで。小丸川は左が下流。太平洋までは5~6㎞しかない。

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後円部先端方向の西側、小丸川上流方向を。 右下、後円部裾に3基の墳丘が見えている。

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その3基、左の小円墳が36号墳、その右に37号墳と38号墳の前方後円墳。

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38号墳をアップで。全長は30mほどか。

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後円部斜面を下りて途中から前方部を。39号墳は前方部がほぼ同じ幅のまま先端へ伸びる”柄鏡形”の前方後円墳。川南古墳群では初めに築かれたとされる10号墳(75m)は前方部が先端に向かって開いていく撥形(ばちがた)だが、そのほかは大半が柄鏡形となっている。(一人だけ北を向く45号墳は帆立貝形は例外)

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前方部からみた後円部。周囲が開けた中で墳丘の雄大さを実感できて、とても気持ちがよかった。

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前方部左裾に降りて。

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