前回のつづき。
雪野山から下山した後はバスで平田コミュニティセンターへ移動。
そこではお祭りが催されていた。
雪野山古墳の宣伝も!
その一室では「文化祭」舞台の準備。
雪野山古墳石室レプリカは、その部屋に設置されていた(この期間中のみ)
舞台を見る方々の座席がすぐ前までセットされていて、少しカオス。
椅子の上に上がらせていただいて、ゲスト解説者・大阪大学考古学研究室の上田助教授の話に耳を傾ける。
本物の石のように見えるが、別の素材で作った実物大モデル。
発掘時に現れた粘土床は、腐って無くなった元の丸太(木棺)をなぞる曲面。
遺体が安置された場所は鏡群の間。3枚ある方が頭側。
ツアーの最後に訪ねた東近江市埋蔵文化財センターには縮小模型あり、位置関係がよくわかった。
原寸大レプリカでは、高さ(深さ)1.6mのサイズを体感できた。
調査時の様子は、東近江市埋蔵文化センターのサイトに詳細あり。
古墳と石室の解説も。
エントランスホールには地域の方々が作った、竹細工が飾られていた。
その一画には雪野山古墳出土の鏡のレプリカが2点。
一応鏡の表側も。
このあと、すぐそばの「乙畔 :おとくり〜万葉ロマンの里」にて昼食をいただいた。
玄関近くから振り返ると、畑の向こうに雪野山がきれいにみえた(山頂は左寄り)
(2019年11月)