墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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那覇行き 2020年1月

1月中旬に那覇に行く機会があったので、そのときの様子を。

羽田から搭乗して進行方向右側の車窓。横浜港がよく見えた。

 

駿河湾上空にて。海岸線は田子の浦。

 

雪は中腹まで。

 

そこから西は雲の上だった。 

 

那覇空港からは「ゆいれーる」乗車。雨が降っていた。

 

首里駅から先は昨年10月に延伸されたばかり。

 

カーブと高低差が続いていて、前面展望は見飽きない。

 

終着駅の「てだこ浦西」手前でトンネルに入る。

 

てだこ(太陽の子)浦西駅。ホームの先にトンネルが口を開けている。 

 

その反対側の行き止まり部分。

 

帰路、「経塚」駅での車窓。ラッピング車両なので外が見えづらいが、一戸建て市街地のような墓地があった。

 

「おもろまち」駅で降りて、県立博物館の特別展「グスク・ぐすく・城 動乱の時代に生み出された遺産」を見る。

 

博物館の建物もグスク的。

 

吹き抜けホールは華やか。

 

企画展では県内各地のグスクについて、映像やジオラマ、出土品などで学ぶことができた。さまざまな種類の石材に実際にさわることもできて面白かった。

 

唯一撮影可であったのは、首里城の10分の1サイズ模型。高さ1.7mほどになる。

 

戦前に正殿の大規模修理に携わった大工職人が作成、1992年に正殿が復元された際の参考資料にもなったそうだ。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1028085.html

 

内部の木組みや、正面の龍柱まで精巧につくられている。次の再建のための重要な資料でもあるのだろう。

 

こちらは県庁前駅のパレットくもじ4階にある那覇市歴史博物館。

http://www.rekishi-archive.city.naha.okinawa.jp/

 

特別展「ロイヤルカラーの黄色地衣裳」が開催されていて、琉球国王尚家関係資料として国宝指定された衣装を見ることができた。

左から、黄色地牡丹尾長鳥流水菖蒲文様紅型縮緬袷衣裳、黄色地流水鍵菱繋文様絣紬衣裳、黄色地蘭菱文様綾衣裳。

鮮やかな黄色は、黄檗(きはだ・ミカン科の染料植物)で染められているそうだ。

 

王冠のレプリカも(国宝の実物は春と秋に期間限定で公開される)

 

泊まったホテルは旭橋駅の近くだったが、駅前の「那覇バスターミナル」が建て替えられ、上階(3階~5階)に沖縄県立図書館新館ができていた(2018年12月オープン)

5階には郷土資料展示コーナーがあり、このときは「首里城再建祈念企画展」が特集されていた。

 

中の様子はこちらのサイトに詳しい。火曜日休館。

https://feeljapan.net/okinawa/article/2018-12-13-3692/