「DOMANI・明日展」は文化庁が、若手芸術家向けの海外研修制度の成果発表機会として、1998年から毎年開催している。
今年は「日本博2020」の一環で、2010年前後に海外研修した作家11名が出展。
共通する主題は「傷ついた風景」だが、その向こうに「明日」への再生が。
11名の作家の中から3名を。
様々な木の枝を透かして空を見上げる作品群。
日高理恵子の作品はヴァンジ庭園美術館で見て印象に残っていた。
https://massneko.hatenablog.com/entry/2017/12/13/000000
佐藤雅晴の動画作品は、1年ほど前に本郷のギャラリーでも。亡くなられた直後だった。
https://massneko.hatenablog.com/entry/2019/03/19/000000
こちらは宮永愛子の 「景色のはじまり」
葉脈だけになった金木犀の葉がシート状につながっている。
使われた葉の枚数は、6万枚とのこと。
外へ出ると、旅客機が次々に上空を。
本展は、一般1000円。2月16日まで(2月12日は休館)
2014年のDOMANI展
2015年のDOMANI展
その後はエントリに挙げていなかった。