墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

大日塚古墳 茨城県行方市沖洲

大日塚(だいにちづか)古墳は、前回エントリの古墳から300mほど北西に立地。

グーグルマップのポイントを目指して、国道355号をUターンで戻るように右折。

 

すぐ目の前に現れるカーブが、墳丘のくびれ部だった。 

 

先へ進んで振り返ったところ。正面の樹林にマップのピンが立つ。

 

上記の左の小道に入ると木立の中に墳丘と、説明板の背面も見えた。

 

表側に回って。

大日塚古墳 沖洲

勅使塚古墳・三昧塚古墳・権現山古墳等の沖洲古墳群のひとつである大日塚古墳は、6世紀中頃に造営された前方後円墳である。

この古墳は、霞ヶ浦東岸の台地の縁に地形を利用して築かれ、前方部が西方に位置する。主軸の長さ40m、後円部の直径30m、高さ6m、前方部の長さ10m、幅10m、高さ3mで、後円部と前方部の墳頂部は平坦で中腹に緩い段を形成している。典型的な帆立貝形古墳として県内では第6位の規模をもつ。後円部の中腹に横穴式石室が開口している。石室は大型の雲母片岩の一枚石を組み合わせて造られ、奥行3m、幅2m、高さ約2mで、石室内遺物は不明である。墳丘から円筒埴輪列が出土している。尚、全国に類例をみない「猿の埴輪」はこの大日塚古墳から出土したものと言われる。

平成21年3月 玉造郷土文化研究会

 

その隣に開口部が。

 

折れた枝をはらって内部を覗く。

 

奥壁前まで進んで。

 

奥壁に向かって左側。

 

向かって右側。表面が平らな雲母片岩が精密に組まれる。箱式石棺のような石室だった。

 

奥壁前から開口部を振り返って。

 

開口部に向かって左側。

 

向かって右側。

 

開口部脇から墳頂へ上がらせていただいた。

 

後円部墳頂には社の跡が。

 

後円部から、短い前方部側を。右下は先ほど通った道路。

 

その道路を。

 

前方部から後円部を。

 

前方部の右裾に降りてパノラマで。左が前方部、右が後円部。

 

上記の後ろに猿田彦大神の石碑があった。

 

再度開口部を見ながら元来た方へ。

 

この古墳から出土したとされる猿の埴輪は国重要文化財に指定され、東博に収蔵されている。

http://massneko.hatenablog.com/entry/2016/07/05/183000

 

写真は文化遺産オンラインにも。

猿の埴輪は非常に珍しいが、この猿は背中に子猿を背負っていて、顔を横に向けるポーズは子猿の様子を見ようとしていると考えられているそうだ。

https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/380109

 

平成27年の発掘調査では、石室前の羨道部分に掘ったトレンチから、巫女の形象埴輪2体と家型埴輪が出土したとのこと。

https://namegata.mypl.net/mp/history_namegata/?sid=38552