先日考古展示室を訪ねた折、東洋館で開催されていた特別展へ立ち寄りました。
エントランスには、薄布に印刷されたポスター。
豪華絢爛なコレクションの主は、カタール王族のシェイク・ハマド・ビン・アブドラ・アール・サーニ殿下。
本展は、5000年前~1000年前に世界のさまざまな地域で作られた、人や神、動物などを表した像や器、装飾品で構成されています。
展示室入口の壁に表示されている写真は「スターゲイザー」
紀元前3300年~2500年頃(前期青銅器時代)にアナトリア半島西部で作られた大理石製の女性像。
手のひらに乗るほどの大きさですが、非常なインパクトがありました。
展示室内は撮影禁止。
出展数117点、展示室は一部屋とこじんまりとした規模でしたが、一点一点が放つパワーが強く、「特別展」という冠がふさわしく感じられました。
公式サイトにいくつか画像がありますが、実物を目の前にされることをぜひおすすめします。
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1979
2020年2月9日まで。
東博エリア内に入れば追加料金はかからないので、1月15日から開催される「出雲と大和」展(とても楽しみです)と一緒に行かれてみてはいかがでしょうか。