言葉どおり、「印象派」の全貌が見渡せるような、「魅惑」の展覧会でした。
セザンヌだけで10点、マネ、モネ、ブーダン、シスレー、ピサロ、スーラ、シニャック、ルノワール、ドガ、ドーミエ、ロートレック、モディリアーニ、ボナール、ビュイヤール、スーティン、ゴッホ、ゴーガン、ロダン、ホイッスラー・・・
著名作家の、しかも各作家展で”目玉”になるような作品が多々。
ミュージアムショップでは、各作家の生没年を横線グラフに並べたTシャツも売っていました。
イギリスの実業家サミュエル・コートールド(1876~1947)のコレクションを受け継いだのがコートールド美術館(@ロンドン)
そこが改修工事となったことで実現した巡回展。次に日本で見られる機会は22世紀でしょう。
入口脇ポスターには、マネによる「フォリー・ベルジュールのバー」1882年、96㎝×130㎝
(ポスター前にあったスポットライトの影響で、画面の明かりが強調されています)
撮影コーナーにあった複製は、ルノワール「桟敷席」1874年、80㎝×63.5㎝
思わずため息が漏れてしまう作品ばかりでした。お見逃しなく。
東京展は12月15日まで。2020年1月3日~3月15日まで愛知県美術館、3月28日~6月21日まで神戸市立博物館にも巡回予定。