たまたま通りがかったのが最終日の8月31日だったので展示はすでに終了しています。
場所は新宿西口地下一階のイベントコーナー。よく地方の物産展が開催されている一画。
最初に目に入ったのは勝鬨橋の模型。
なんと開閉します。
ちゃんと船も通り過ぎる。
3年前に橋脚内を見学しました。
まだまだ他にも。
清洲橋。
橋脚基礎の構造がわかりやすい。
蔵前橋は鏡で下部が見えるように。
永代橋も。
模型を所蔵するのは東京大学。
勝鬨橋・清洲橋・永代橋は国指定重要文化財。
こちらは昔の新大橋の橋名板。
1975年まで、ココに付いていました。
旧両国橋の橋名板とエンドポスト。
ココにあったものです。
右から「りやうこくはし」
勝鬨橋の一般図や構造図の実物も。
新大橋では設計にあたってさまざな案があったことを知りました。
パネルの数は百枚以上あった印象。
東京の橋は関東大震災後の復興事業が画期となっています。歴史や設計者、地域性、構造など多岐にわたる内容で、ひとつひとつが大変興味深かったです。
旧龍閑橋の写真。
今は陸に置かれた橋脚。
行ってみたい場所が増えました。
夏休み工作(紙の橋なのに満タン1リットルが載る)やVR映像のコーナーも。
プレストレストコンクリート(PC)の解説コーナー。
コンクリの中に鉄鋼ワイヤを組み込んで両端から引っ張って、橋を支える技術。
晴海橋梁(旧晴海鉄道橋)のコンクリ桁にも使われている技術だそう。
見たときはアーチの部分ばかりに気を取られていました。
付随イベントとして、山手線各駅の通路構造モデル展示もありました。
やはり目を惹く新宿駅。
地下に3線あって結構複雑な新橋駅。
地下空間が広い東京駅。
驚いたのは「昭和4年の東京市五千分の一模型」の展示。
普段は両国の東京都復興記念館でひっそり展示されているものです。
ここでは上部はガラスケースなしで展示されていました。
丸い金属板は皇居と東宮御所。右下、お台場が連なる東京湾。
中央、パネル分割の線がかかっているところに東京駅。道路や線路は白の表示。
隅田川に架かる橋が強調されています。浅草上空から南方向。
上野上空から南方向。不忍池が目立ちます。
中央の塔はニコライ堂。
知らぬ間に一時間が経過していました。